【 株式会社サンテクノロジー様 】

切削加工 オイルミスト対策

マシニングセンターへのワークの供給として協働ロボットを活用しています。

マシニングセンターへのワークの供給として協働ロボットを活用しています。数十分に1回程度、マシニングセンターのドアが開くので、そこから加工をしたワークを取り出し、新しいワークをセッティングする作業を繰り返し行っています。マシニングセンターのドアが開き、ロボットアームが中に入る際に、ミスト状に霧散した水溶性の切削油がロボットアームに降りかかるので、それらからロボットを保護したいと思い、RobotFitを使用しています。


社員が帰った後でも数時間動かすことができ、生産の流れがよくなりました。

中ロットぐらいの生産において協働ロボットを活用していまして、人がついていなくても繰り返しワークを供給できるので社員が帰った後でも数時間動かすことができ、生産の流れがよくなりました。協働ロボットは安全柵などが必要なく、多品種にも対応しやすいのがいいですね。もちろん人でないとできない作業も多いので、ロボットと人でのすみ分けが必要ですが、作業をよく見直してみるとロボットができる作業はまだまだあるなと感じまして、じつは2台目を最近購入し、近々稼働させる予定です。やっぱりモノづくりの会社なので、社員も新しい技術やロボットに触れることを面白がってくれてまして、そういった意味でもこの協働ロボットを導入して良かったと感じています。

 

(左写真:株式会社サンテクノロジー 高内社長)


霧散した切削油がロボットアームにかかるので、その保護カバーとして必要です。

ミスト状に霧散した切削油がロボットアームにかかるので、その保護カバーとして必要です。ミストは目に見えないようでいて降りかかっていますし、ロボットアームの関節部分に入ると悪影響を及ぼす可能性があると言われていますので、カバーをつけていることでの安心感があります。いま約2ヶ月ほど使用していますが、カバーがロボットの動きによって擦れたり、消耗することはありません。オイルミストがつくと少しずつ黄色味がかかってきますが、たまに気づいたときにウェスで拭きとっています。たまにカバーの裾をめくり上げて、ロボットアームにオイルが付着していないかチェックしますが、アームを触ってみてもベタつくようなことはなく、キレイなままです。


長く使用するためにも、コントロールボックスのカバーもあると安心感が違います。

ロボットアームと同様に、オイルミストが霧散する環境にありますので、コントロールボックスカバーも使用しています。こうした環境ですと、気づいたときにはフィルターにオイル汚れが付着しベトベトになっていることがありますが、フィルターが外付けになっていて、汚れが見えるので、だいたいフィルターは月に1回は交換するように心掛けています。ロボットをできるだけ長く使用するためにも、コントロールボックスのカバーもあると安心感が違います。


Takenouchi Industrial Textile Corp.

Since 1999